伊勢原高等学校・定時制に通う岩渕充貴さん（３年）が陸上男子１５００ｍと８００ｍで、神林志穂さん（３年）が女子バドミントン団体で、２０１９年度全国高等学校定時制通信制体育大会に、神奈川県の代表として出場する。



　同大会は、陸上や自転車、サッカーなど11種目で競われる定時制・通信制高校生のスポーツの祭典。歴史は古く、最初の軟式野球は１９５４年から開催されている。



陸上



　６月１日から平塚市内で開催された県予選会で、１５００ｍと８００ｍに出場した岩渕さん。昨年に続き、２種目で優勝し、２年連続で全国大会出場を決めた。昨年の全国大会では８００ｍで優勝したが、１５００ｍでは４位に。「８００ｍは大会新記録を出し、２連覇を目指す。１５００ｍは去年の借りを返し、優勝したい」と気合十分。



　昨年の悔しい思いから、冬の間に長距離を走り、同大会に備えてきた岩渕さん。陸上を始めたのは２年生からで、社会人のサッカーチームでもプレーしている。



　陸上競技は、８月９日（金）から東京都内で開催される。



バドミントン



　６月１日から横須賀市内で開催された県予選で６位に入賞した神林さん。３年連続、団体戦で全国大会への出場権を手にした。「Ｂチームのキャプテンに選ばれた。メンバーを引っ張り、悔いのない試合をしたい。優勝を目指します」と話す。



　神林さんがバドミントンを始めたのは中学１年の時。現在、平日授業が終わった午後９時から練習に励んでいる。



　バドミントンは、８月15日（木）から小田原市内で開催される。