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伊勢原 社会

公開日:2025.12.12

駅前で「歳末助け合い托鉢」
伊勢原市仏教会

  • 伊勢原駅前で募金を呼びかける僧侶たち

 「歳末助け合い托鉢(たくはつ)」が12月1日・2日の両日、小田急線伊勢原駅の北口および南口広場で行われた。主催は伊勢原市仏教会(吉川道源会長)。

 2日間の托鉢に僧侶ら約16人が参加。法衣姿の僧侶たちが駅頭に立ち、通行人や駅利用客らに慈愛の精神に基づく募金を呼びかけた。寒空の下、鈴の音が響く中、多くの市民が足を止め、浄財を投じて手を合わせる姿が見られた。

 同会には、市内にある各宗派の寺院約63カ寺が所属しており、この托鉢活動は数十年にわたり継続して行われている。吉川会長は「こんな時代だからこそ、『お互い様』『お陰様』『有難う』といった、かつての日本人が大切にしてきた『和の心』を思い出してほしい」と強調。「他人を思いやる慈悲の心・感謝の心を通して自分自身を成長させ、より良い社会を作る機会になれば」と、活動への思いを語った。

 2日間で市民らから寄せられた浄財は、伊勢原市社会福祉協議会へ全額寄進され、地域の福祉活動に役立てられる。

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