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伊勢原 社会

公開日:2019.08.30

紙粘土で車作り
”先生”は日産自動車社員

  • 写真を参考に紙粘土を成型する参加者

 高部屋公民館で8月23日、子ども粘土教室が行われた。これは、日産自動車(株)テクニカルセンターのスタッフが講師をつとめ、子どもたちにものづくりの楽しさを体験してもらおうと、同館が主催している催し。



 この日は小学生約30人が参加。車のデザイン開発工程で、デザイナーが描いたスケッチを基に粘土の模型「クレイモデル」を制作するモデラーの指導のもと、子どもたちはフェアレディZやGTRなどの写真を参考に、紙粘土を成型した。



 参加した子どもたちは皆夢中で作業し、思い思いの色に仕上げると「難しかったけれど、うまくできて楽しかった」などと笑顔で話していた。



 同社グローバルデザイン本部の中津留孝さんは「モデラーの仕事を知ってもらうきっかけになれば。教室を機に、車が好きな子どもが増えればうれしい」と話した。

 

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