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竹内型材研究所 匠の技術 マウスパッドに サラサラ スルスルを追求

経済

掲載号:2019年9月27日号

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「NINJA RATMAT」を手にする、プロジェクトマネージャーの永廣さん
「NINJA RATMAT」を手にする、プロジェクトマネージャーの永廣さん

 市内鈴川の(株)竹内型材研究所(内山真司代表取締役社長)が、eスポーツ向けの超平面メタルマウスパッド「NINJA RATMAT」(ブランド名/ニンジャ ラットマット)をこのほど企画開発し、10月から受注販売を開始することを発表した。精密金型加工のノウハウを生かした金属製のマウスパッドは、9月12日から15日まで、千葉県の幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2019」に、初めてブース出展して業界関係者から注目を集めた。

eスポーツ向け 超平面メタル仕様

 eスポーツとは、「エレクトロニック・スポーツ」の略称で、コンピューターゲーム上で行われる競技のこと。アジア競技大会が開催されているほか、学校の部活動でも取り組まれるなど、話題を集めている。

 パソコンのマウスの動作を良好にするため、下に敷くマウスパッドは、通常は使い捨てで、湿気や手汗で滑り性が変わることから、eスポーツ業界では、早ければ1〜2カ月で破棄し、交換することもあるという。

若手社員中心のプロジェクト

 同社は精密金型の部品材料メーカー。神奈川県金属プレス工業協同組合に加盟する。

 同社の強みは、鉄の5〜7倍の強度がある素材、合金工具鋼などを「薄くて、硬くて、真っ平にできる」技術を持っていること。このノウハウを金属製マウスパッドの製造に使うことができないかと、若手社員中心のプロジェクトを立ち上げ、昨年12月からSNSのツイッターを拠点に、リサーチを重ねてきた。

 試行錯誤の末、でき上がった製品は、日本刀にも用いられる鋼を使用した2種類(「臨」「兵」)と、航空宇宙関連に使用される軽量で磁性のないマグネシウム合金を素材にした2種類(「闘」「者」)。受注生産で、販売価格は6〜9万円(税別)を予定している。

日本のものづくりの結晶

 プロジェクトマネージャーの永廣知史さん(33)は、「使い捨てではない、長く使える耐久性と、サラサラ・スルスルとしたドライなマウスのすべる感覚に力を注ぎました」と話す。マウスパッドは材料・技術・製品のすべてにおいて日本製にこだわり、日本のものづくりの結晶の製品という。

 東京ゲームショウでは、4種類の製品を展示。プロゲーマーの行列ができたほか、メーカーなどの関係者、小中学生などの一般来場者も訪れ、すべり心地を体験した。

 同社では今後、全国のゲーマー向けイベントや、eスポーツの大会などに期間限定で出展を予定している。永廣さんは「行政などともタイアップして、伊勢原でもeスポーツのイベントを行うことができれば」と語った。

初出展した東京ゲームショウのブースの様子=9月12日のビジネスデイで写す
初出展した東京ゲームショウのブースの様子=9月12日のビジネスデイで写す

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