伊勢原 経済
公開日:2021.02.12
伊勢原産
シカ肉をレトルトカレーに
セゾオンが製造・販売
伊勢原市役所レストラン棟「お食事処しいの木」などの飲食店を運営する株式会社セゾオン(佐藤美成(よしなり)代表取締役)がこのほど、伊勢原産100%のシカ肉を使用したレトルトカレーの販売を開始した。
同社ではこれまでも、シカ肉のメンチカツカレーやミートボールスパゲッティなどを開発し、同店で提供してきた。レトルトカレー「伊勢原大山 阿夫利山荘(あふりさんそう)鹿肉カレー」(中辛)は、新型コロナウイルス感染症の影響で外食消費が落ち込む中、店外で購入することができ、保存食としても需要があるとみて商品化。伊勢原市有害鳥獣対策協議会(大山・高部屋有害駆除班)によって整備された食肉処理施設、猪・鹿問屋「阿夫利山荘」(磯崎敬三代表)で加工されたシカ肉を使用している。
パッケージのデザインは、東海大学教養学部芸術学科3年の鈴木梨沙さん(21)が考案。1人前200gで、税込み842円。市役所レストラン棟のYショップ伊勢原しいの木店や伊勢原駅観光案内所(駅ナカ クルリンハウス)などで販売されている。売り上げの1%は市の文化財保護や周知に使われる。
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