上粕屋の洞昌院(安達昌浩住職)で7月26日、太田道灌公を偲ぶ命日法要が行われた。この法要は、道灌まつりが2年続けて中止されることなどから、伊勢原手作り甲冑隊(齊藤靖男隊長)が提案して行われたもの。安達住職によると、これまでは住職が毎年法要を行っていたが、檀家の参列や甲冑隊の参列は初めての試みだという。
この日の法要には同隊の隊員や同院の檀家など関係者約70人が参列。安達住職の読経のあと、参列者が一人ずつ、ソーシャルディスタンスを取るなど感染対策を行い、焼香した。
その後同隊は道灌応援歌の朗読や、太田道灌の一代記をまとめたオリジナルの寸劇を披露した。
斎藤隊長は「道灌の甲冑を着ての命日法要に参列できて感無量。これからも道灌のことを若い世代に語り継いでいきたい」と話していた。
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