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公開日:2022.04.15
湘南ベルマーレ
3人目の長期療養児入団
伊勢原在住の小野楓君
長期療養中の子どもの自立支援を行う事業で、湘南ベルマーレに3人目のメンバーとして入団した伊勢原市在住の小学5年生・小野楓君(10)の入団会見が4月10日、レモンガススタジアム平塚で開かれた。
事業を企画、運営しているのはNPO法人「Being ALIVE Japan」(東京都・北野華子理事長)。スポーツチームの入団を通じて長期療養児の自立、復学支援プロジェクトに取り組んでいる。
湘南ベルマーレは、2018年にJリーグクラブで初めて入団事業を実現し、継続的に長期療養中の子どもを受け入れている。小野君は過去に入団した橋本琉君、高田琥太郎君に続き3人目となる。
「一緒に練習楽しみ」
小野君は算数とサッカーが好きで、リフティング150回を達成するほどの努力家。昨年夏に小児脳腫瘍を発症し、現在は入退院を繰り返しながら治療を続けている。
会見では緊張した面持ちだったが、真新しいユニフォームに袖を通すと笑顔を見せた。背番号「47」を選んだ理由は「選べる中で、一番大きい素数だったから」と説明し、「チームと一緒に練習に参加するのが楽しみ。リフティングが交互に20回できるようになりたい」と意気込んだ。
当日は同事業で卒団した橋本君と高田君も駆けつけた。橋本君は「チームメートはみんな優しかった。たくさん楽しい経験をして、試合にも病気にも勝とう」と話し、高田君は「できることできないことにとらわれず、新しいことにどんどん挑戦していってほしい」とエールを送った。
ベルマーレの水谷尚人社長は「卒団した2人の成長した姿も見られてうれしい。楓君もチームの一員として、一緒にベルマーレを盛り上げていけたら」と話した。
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