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公開日:2023.05.19
阿夫利睦が結成30周年
歴史と伝統紡ぎ続けて
大山阿夫利神社秋季例大祭の保存会であり、市内の様々なイベントで多彩な活動を行っている『阿夫利睦』(磯崎敬三会長)が発足から30周年を迎え5月15日、レンブラントホテル厚木で記念式典と祝賀会が華やかに開催された。
阿夫利睦は、大山阿夫利神社の秋季例大祭の保存と後世への継承を目的に、地元有志が集まり1992年の夏に発足。大山地区を中心に活動し、秋季例大祭の「お上り・お下り」では、最大傾斜30%にもなる男坂で神輿を担ぎながら歩く。また山桜『大山桜』を祝う桜まつり、元旦の奉納餅つき、桜の植栽なども行ってきた。
姉妹都市である長野県茅野市との交流も活発で、2017年の市制施行50周年道灌まつりの記念イベントでは「御柱里曳き」が行われ、高山松太郎市長や黒岩佑二県知事らも参加。19年には新東名伊勢原大山インターチェンジから伊勢原ジャンクションの開通に先立ち、神輿渡御も実施、勇壮な姿を披露。21年には県神社庁から多彩な活動の功績が認められ、功労表彰が贈られた。
記念式典は当初、昨年の開催を予定していたが新型コロナ感染拡大の影響で2度の延期を余儀なくされた。当日は名誉顧問で大山阿夫利神社の目黒仁宮司や高山市長などの来賓をはじめ、会員や関係者など約140人が参加し、節目を祝った。
磯崎会長は「コロナ禍で計画が思うように進まなかったが、皆様のご尽力で今日を迎えることができた。今後、この会が40周年、50周年を迎えられるようご協力をお願いしたい」とあいさつ。目黒宮司は「磯崎会長を中心に会員皆様が力を合わせ、さらなる発展をする会として未来に向けて進んでほしい」と語った。
会では、舞楽「蘭陵王」、親交の深い八ヶ岳泉龍太鼓保存会による演奏、山本大さんによる津軽三味線、長峰長持同好会や下諏訪星和会による長持ちや甚句などが披露され、祝いの会に華を添え、抽選会なども行われ会場は大いに盛り上がりを見せていた。
大山阿夫利神社初代宮司であり神幸行列を始めた権田直助翁が入山し今年で150年。8月には大山6町内で神輿渡御、神幸行列も当時の一部を再現し「生き榊」を奉納する予定という。
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