神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
泉区版 公開:2011年11月10日 エリアトップへ

ベースボールに触れた1年 アメリカに渡った西嶋一記選手に聞く

スポーツ

公開:2011年11月10日

  • LINE
  • hatena
西嶋選手(左)と父成春さん
西嶋選手(左)と父成春さん

 上飯田町出身で昨年、米・MLBロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約した西嶋一記選手(投手・23歳)が、今シーズンの全日程を終了し、9月下旬に帰国。さらなるレベルアップ、そしてメジャー昇格に向け、自主トレに励んでいる。父、成春さんが経営するタイヤショップ西嶋で10月27日、話を聞いた。

 今シーズン、西嶋選手はドジャース傘下のRookie+リーグ、オグデン・ラプターズ(本拠地ユタ州)に所属し、オープン戦等を含め15試合、約35イニングに登板した。

 6月21日〜9月15日の間、プレーオフを含め約80試合という強行スケジュールをこなしてきた。「ボールの投げ方から体の使い方まで違う。パワーがすごいので、高めに投げちゃダメ。力強く振ってくるから低めに。今まで経験したことがない野球が1年でき、いろんな意味で勉強になった」と、ベースボールに触れた1年を振り返る。

 試合開始は19時以降で、終了は22時過ぎになる。レストランは閉店しているので、特に遠征先ではファストフードが主となる。渡米前に91kgだった体重は、1年間のトレーニングや食事の違いもあり、8kg増えて100kg近くになった。

 ソルトレイクシティでホームステイしているが、試合後から翌朝にかけてバスで10時間以上かけて移動するのがほとんど。チーム全員が1台のバスに乗るので、車内や座席は決して広くないが寝て過ごすことが多くなる。車内にはDVD映画が放映されているが、英語なので流してみる。到着後は、夕方から練習という日々が続く。

 決して楽な環境ではないが、アメリカ人だけではなく、多くの国の選手が憧れのメジャーを目指しており、練習に集中する。シーズンオフは球団から50ページに及ぶメニューが課せられており、自主トレに励む。

 「メニューはあくまで最低限。今年1年学んできたことを形にしていきたい。ピッチングスタイルもパワーアップも」と来季の抱負を語る。

 父、成春さんが監督を務める西が岡ベアーズ出身で、12月上旬には泉区少年野球連盟の25周年式典に出席予定。来春、渡米して2年目のシーズンに臨む。
 

泉区版のトップニュース最新6

市内品評会で最優秀賞

大矢養鶏(和泉町)

市内品評会で最優秀賞

餌にこだわり「見た目よく」

3月28日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

災害時の資機材を敷地に

ゆめが丘グループ

災害時の資機材を敷地に

市ボラセンに協力

3月21日

46年の歴史に「ありがとう」

いずみ野小

46年の歴史に「ありがとう」

統合で4月から新たに

3月21日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

駅前に10階建マンション

ゆめが丘

駅前に10階建マンション

相鉄不動産が26年完成へ

3月14日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook