泉区版 掲載号:2017年6月1日号

特殊詐欺の被害深刻 社会

すでに昨年比10件増

詐欺へ注意を呼びかけるポスターを持つ署員
詐欺へ注意を呼びかけるポスターを持つ署員

 今年1月から4月末までの期間に泉区内で発生した振り込め詐欺の被害額が、昨年1年間の被害総額をすでに上回っていることが分かった。この状況について泉警察署(則次誠二郎署長)は「非常に深刻な事態」であるとし、これまで以上に詐欺被害防止への注意喚起に力を入れている。

 泉警察署によると、今年1月から4月末までの期間中、区内で発生した振り込め詐欺は16件(未遂を含む)だった。発生件数は昨年同時期比で10件増えている。被害総額も4カ月間で約3700万円に上っており、昨年1年間の被害総額、約3500万をすでに上回っている状況だ。詐欺被害は泉区だけでなく、神奈川県全域で増加傾向にあるという。

 区内での詐欺被害は5月に入ってからも止まらず、ここ1、2週間の間でも、さらに3件の被害が確認されている(5月25日現在)。「年々手口が巧妙になってきている」と話すのは、泉署生活安全課の竹村誠司課長だ。今年に入って急激に被害件数が増加している点については「不明」としながら「手を変え、品を変え騙しの手口が変わっていることも一つの要因」であると推測。具体例として、息子を名乗り「交際相手を妊娠させたから慰謝料が必要」「会社の金を横領してしまい、すぐに穴埋めが必要だ」など、犯人は被害者側が正常な判断力を失ってしまうような作り話で信じ込ませようとするという。

「まさか自分」が危険

 竹村課長は詐欺被害にあった人に多く見られる特徴について「皆さん振り込め詐欺のことは知っているのですが、『まさか自分にそのような電話がかかってくるとは思わなかった』と話す人が非常に多いのです」と語る。銀行では、電話をかけながらATMを操作する高齢者には行員が積極的に声かけを行うなどの対策が取られている。しかし、電話の内容に混乱して自分が騙されていることに気付いていない人の中には制止に耳を貸さず、「身内の不幸があった」などと、被害者自ら嘘をついて金を振り込んでしまうケースもあるという。「他人ごとだと思って、油断しないでほしい」と竹村課長は呼びかける。

留守電設定を推奨

 詐欺被害に遭わないために泉署が推奨するのが、在宅中でも電話を「留守番電話」にしておくことだ。「犯人の芝居は上手いですから、どうしても電話を取ってしまうと相手のペースに引き込まれやすい。留守電にしておくことで、落ちついた対応が取れます」

 泉署は今年から、各地区のシニアクラブの集まりに署員が出向いて注意喚起を呼びかけたり、中学校に啓発チラシを配り、孫から祖父母に注意を呼びかけてもらったりするなど、新たな被害防止策にも注力している。「電話でお金の話が出たらすべて詐欺だと思ってください」
 

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