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公開日:2012.07.06
子ども矯正の重要性
みやまえ矯正歯科
「歯は子どものうちに矯正したほうがいいでしょう」と話す、みやまえ矯正歯科(区内有馬)の藪下忠親院長。その理由と子ども矯正の重要性について聞いた。
生え変わりとあごの成長を利用できる乳歯の抜けるタイミングに注意
藪下―子どもの時に行う矯正は歯の生え変わりとあごの成長を利用して行います。
乳歯は永久歯と異なり12歳ごろまでに抜けていく歯です。そのためか、あまり重要視していないお母さんが多いようです。ですが、乳歯は永久歯が生えてくるまでの間、その隙間を確保するという、とても大切な役割があります。虫歯でかけたり抜歯してしまうと隙間の確保ができなくなり、歯並びが悪くなってしまうのです。
しかし、矯正治療をしていれば、装置によってこのような事態が防げます。保護者の方は乳歯の役目をぜひ覚えておいてください。
あごの成長コントロールが大切
個人差はありますが、歯が生え変わる12歳までの時期はあごも成長する時期。この時期、歯並びの悪さや、おしゃぶり、唇を噛むといったクセを放置しておくと、下のあごがずれていきます。あごが小さいまま放っておくと歯がおさまりきらずデコボコした歯並びになっていってしまいます。
このような環境を改善できるのが矯正治療です。子どものうちであれば、歯とあごの大きさのバランスや位置をコントロールでき、あごが左右どちらかにずれたり、前後にずれるような出っ歯や受け口などを防げます。あごが小さければ、広げて永久歯が並ぶ隙間を確保することができます。12歳までに整えておくことが一番の理想といえます。
小学校の歯科検診でお子さんに不正咬合のチェックがあったらご両親の判断だけに頼らず専門医に診てもらう事をおすすめします。
小児・矯正歯科医の協同でより確実に
藪下―子どもの歯並びをよりよいものにしていくためには矯正歯科医ひとりだけでなく、小児歯科医と組んで、より専門的で確実な治療が必要だと考えます。
私は大学生のころからそう考えて勉強してきました。副院長で小児歯科医の藪下綾子も同じ理想を持ち「お互いの専門分野を生かしたクリニックを開業しよう」と話してきました。
開業して1年半が経ちましたが ご両親からも「矯正と歯の健康の相談が同時にできて嬉しい」とご好評いただいております。
前歯が永久歯になったら相談を
藪下―前歯が永久歯になったらご相談をおすすめします。初回はご希望や不明点をお伺いしたうえで当院での矯正治療について無料でご説明します。遠慮せず何でも聞いてください。子どもの治療はI期治療とII期治療にわかれます。I期は12歳までの生えかわりやあごの成長の管理を行うものです。II期は生えかわった永久歯をワイヤーでコントロールしてかみ合わせを完成させる治療です。当院ではI期、II期ともに装置や器具を含む基本料金は35万円、毎回の調節料5000円です。大人は通常基本料金70万円。調節料5000円。(検査、診断は別途5万円。全て税抜価格)
みやまえ矯正歯科
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神奈川県川崎市宮前区有馬5-1-1
TEL:044-948-5900
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