小田原ゆかりの優れた建造物として国登録有形文化財建造物に指定されている「岩瀬邸」(小田原市鴨宮692)で、茅葺屋根の葺き替え作業が行われている。
岩瀬邸は築約160年、三越の社長として財界で活躍した岩瀬英一郎の生家。8年前に屋根の北面の葺き替えが行われており、今回は南面を18年ぶりに葺き替える。藁は北上川の葦を使用し、宮城県石巻市の有限会社熊谷産業の職人が約1カ月半かけて作業。工事費は974万5千円、そのうち300万円を小田原市が補助する。「希少価値があるものなので丁寧に残していきたい」と主人の岩瀬忠司さん(65)は話している。
葺き替え作業の特別観覧会が12月17日(日)の午前10時から午後3時まで行われる。駐車場なし、観覧は無料。(問)巨欅の居【電話】0465・49・6077
国登録有形文化財建造物「岩瀬邸」で茅葺屋根の葺き替え作業特別観覧会
2017年12月17日
10:00開始 〜 15:00終了
神奈川県小田原市鴨宮692
神奈川県小田原市鴨宮692
費用:無料
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