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旭区・瀬谷区 スポーツ

公開日:2025.07.31

ライフセービング
塚根さん(旭区)日本代表に
11月 世界に挑む          

  • 競技中の塚根さん(提供写真)

 上白根北中学校3年の塚根小夏さん(湘南GoldenAgeアカデミー所属)がこのほど、通年行われた大会で結果を残し、ライフセービングスポーツのユース日本代表に選出され、11月にニュージーランドで開催される世界大会に初出場することが決まった。

 ライフセービングスポーツでは、水辺の事故防止や救助活動の技術を競う。小学6年生で、同競技の世界に飛び込んだ塚根さん。始めたきっかけはライフセーバーとして活動する両親の姿を見ていたことと、海が好きだったからだという。現在は、イトマンスイミングスクール横浜校や八ツ橋スイミングスクールで水泳練習、走り込みを行うほか、海で競技種目のトレーニングなどに励んでいる。

 「最初の頃は負けてばかりでした」と振り返る。そうしたなか、ユース日本代表に選ばれるまで成長したのは、週2〜3回は10Kmの走り込みをするなど、地道に練習した成果だという。持久力と結果に裏付けされた自信が、強みになった。練習に励む毎日だが疲れは見せず、「人を助けるためには、まず自分を追いこんで体づくりを頑張らないと」と意気込む。

 初挑戦となる世界大会では塚根さんの得意種目であるボードレースなど個人・団体合わせて7種目に出場予定。大舞台に向けて緊張しつつも、「日本代表としてメダルを獲得し、たくさんの世界大会に出場したい」と闘志を燃やす。さらに実力をつけ上を目指したいとまい進する日々だ。

海の事故防ぐには

 水難事故が増えるこの時期。塚根さんによると、日本ライフセービング協会ホームページで確認できるライフセーバーのいる海に行き、危ない場所を聞き把握することが重要だという。

 「危険な岩場や遊泳エリア外に近づかないでください」と塚根さん。また、海で発生する溺水事故の要因という、海岸から沖に向かって水が強く流れる離岸流について、「特に気をつけてください」と注意を促す。

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