旭区・瀬谷区 文化
公開日:2025.11.24
横浜市・第32回旭美展
鶴ケ峰在住の山崎洋二さんが最高賞
鉛筆画で影の濃淡表現
横浜市の旭美術協会(井口由多可(いのくちゆたか)会長)が主催する「第32回旭美展」が、旭区民文化センターサンハートで10月21日から26日まで行われた。150点以上の応募作品から、旭区鶴ケ峰在住の山崎洋二さん(82)の「大山道への分かれ道」が最高賞である旭美術協会賞に選ばれた。
同作品は、秋口に散歩に訪れたというこども自然公園での風景が題材。「道路に映る影が印象的だった」ことから、約9年前に始めたという鉛筆画で描き上げた。
旭美術友の会に所属し、研鑽を重ねている山崎さん。3回目の出展で初の協会賞受賞に「こんなに早く最高賞を頂けるとは」と喜ぶ。今後は「賞に恥じないように表現を追求していきたい」と意気込んだ。
井口会長は「展示では油絵が主体のなか、鉛筆画や水墨画などさまざまなジャンルも増えている。山崎さんの作品は特に優れており、熱心に研究を重ねている点も評価しての選出となった」と語った。
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