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旭区・瀬谷区 社会

公開日:2025.12.02

細谷戸でボッチャ交流会
地域で交流の輪を広げ

  • 大勢で賑わったボッチャ大会=提供

 瀬谷区の細谷戸地区民生委員児童委員協議会がさきごろ、細谷戸第一集会所で住民や子どもたちを対象に「ボッチャ交流会」を初開催した。近隣の横浜市立相沢小学校6年生もイベント運営に携わり、社会福祉法人愛成会や障害者地域活動ホーム「せや福祉ホーム」の施設利用者らが参加するなど大勢で賑わった。

 細谷戸ハイツ第八自治会会長で民生委員の飯野美智子さんによると、同地区では高齢化が進むなかで4年ほど、夏祭りなど地域行事の開催が難しい状況だという。今年度から会長の成り手不足により連合自治会もなくなった影響を受け、イベントはさらに縮小された。「地域で子どもと大人が交わる場がなくなってしまった」という声が民生委員にも寄せられた。

 そうした状況から、「年齢関係なく集まることのできる地域行事を」と企画されたのが同イベント。当日は障害の有無や年齢、性別、国籍に関わらず、一緒に参加し楽しむことが出来るボッチャの大会を中心に、福祉施設の製品販売やゲーム・ワークショップ、あてくじコーナー、子ども向け体験遊びなど多彩な催しが並んだ。

児童も運営に参加

 相沢小学校6年生は授業の一環で地域の課題を学ぶなか、「子どもと地域の人が触れ合う場が少ないのでは」と問題意識を持ち、民生委員らに協力を申し出た。

 ボッチャ大会や会場の運営に参加した平野碧菜さんは「人も多く、盛り上がって楽しかった」、山中嘉人さんは「次回があれば、ほかにも誰とでも楽しめる競技やゲームを考えたい」とそれぞれ感想を述べた。

 企画した飯野さんは「想定以上のにぎわいに地域の人が集まる場を求めていたことを実感した。また来年も開催できれば」と地域交流へ意欲をみせる。

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