旭区・瀬谷区 人物風土記
公開日：2025.12.11
希望が丘地域ふれあいフェスティバルの実行委員会代表を務めた
若狭 偉男刀（ひろみつ）さん
中希望が丘在住 79歳
改革へ情熱燃やす
○…「子どもから高齢者まで、交流を深めて地域コミュニティを活性化させたい」。実行委員会代表として臨んだ希望が丘地域ふれあいフェスティバルは賑わいをみせ、手ごたえをつかんだ。「子どもが喜んでくれるよう、花火などの催しを用意した。思い出になったと思うし、地域に還元できたんじゃないかな」
○…磯子区出身でその後も市内に住み続ける”生粋のハマっ子”。仕事では横浜赤レンガ倉庫のリニューアルオープンに携わり、保存活用に奔走した。「財産となるような建物だがうまく活用されていなかった。市民に還元したいという思いだった」。他にも福祉保健センターの立ち上げ構想などに携わった。当時を振り返り「新しいことに対しての異論もあったが、『情熱・ファイト・チャレンジ』をモットーに突き進んできた」と目を輝かせる。
○…中希望が丘富士見会の会長を務めて10年目。昨今は自治会の会員減が課題となっているが、「一因として、入会のメリットが感じられないことが挙げられる」と分析。入会を促すため、結婚式場で会員向けのイベントを開催するなど斬新なアイデアを発揮してきた。「自治会は災害時などに必要な組織。魅力を向上させ、安心安全なまちづくりにつなげたい」。今年４月には希望が丘連合自治会の会長にも就任し、これまで培った知見を活かし福祉医療関係のアドバイザーも務めるなど大忙しだが、どんな場面でも『改革・改善』の手は緩めない。
○…息抜きとなっているのが、美味しいものを食べること。「カレーやウナギが好きだが、基本的には雑食だね」と笑う。他にも花を見るのが好きで、平塚市の「花菜ガーデン」に足を延ばすことも。
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