日産スタジアムで10月28日〜30日に開催された、第42回ジュニアオリンピック陸上競技大会(日本陸上競技連盟主催)で雲井順一君(泉が丘中3年)がA男子100mで11秒08を記録。全国2位の走りをみせた。
「ちょっとの差だった」。優勝した長崎県の永田選手とはたった0・01秒差だったことを雲井君は悔やむ。8月下旬の全国大会で記録した自己ベスト10秒87の更新もできず「自分的には悪い」と振り返った。
同大会の2週間前に走ったリレーで脚を傷め、1週間走れなかったことを考えると「よくここまでもってきた」と顧問の高橋昭教諭は雲井君をたたえた。
伊勢山小学校在学中、友達に誘われて伊勢山ランナーズに入ったことをきっかけに、陸上を始めた雲井君は、5年生までは長距離で、6年生から短距離に転向。泉が丘中学校では陸上部で鍛えた。
同部では走り込みや200m、100mのセット、バネを鍛えるハードルジャンプなどの練習を月〜水と金・土に行う。「やりすぎると成長を妨げる」(高橋顧問)ため、あえて週2回は休みにしている。
高校進学後も「楽しい」という陸上を続ける予定で、目標は「日本一」。将来は日本人初の9秒台を目指してほしいと高橋教諭は話しており、前人未到の記録を目指す。
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