駅からいずみ遊歩シリーズ【4】 泉(オアシス)探訪 中田寺から立場駅へ ※協力・オアシス21世紀の会
タウンニュース1月19日号で掲載された当シリーズ【2】「中田駅から北を歩く」で訪れた石巻康敬(いしまきやすたか)の墓碑(中田東)を探訪した後、中田寺に向かう。
中田寺は、貯徳山示福院と号す。1612年石巻康敬の外護をうけて建立された寺院である。
関東大震災では諸堂全潰、その後表門、鐘桜を再建、昭和15年に現本堂の再建、戦後には新鐘、観音の再建と堂塔が整備されたが、これらは檀家衆の下支えがあって実現したものであろう。
改装中の表門(11月某日)を見ながら右折して閑静な道に入る。民家の庭先の季節ごとに咲く花を見ながら、さらに進むとJA横浜みなみ総合センター前に出る。
長後街道は、昭和30年代中頃は舗装のない稀に見る悪路で、無数の窪地に水がたまり、ハンドルを右左に切り、車体の底を擦りながら、車を運転したことを思い出す。今では道路は4車線に整備され、交通量は桁ちがいに多くなった。道路の両側にはファストフード、レストランが立ち並んでいる。
泉区屈指の活気ある商業地区を散歩、そして交通の要衝、地下鉄立場駅に向かった。
(文・写真=村上和治)
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