泉区版 掲載号:2012年4月26日号
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被災地では"今"【4】 NPO法人日本震災福祉支援協会副理事長介護事業所ハッピーライフ(新橋町)理事長内藤秀夫

 停滞していたかと思うと急激に動き出すのが今の被災地の状況だ。先日は沿岸部の高台を某企業の元副社長氏の寄付によって宅地化することが決まった。様々な思惑に揺れ動いていた土地だが、もはや政治や行政任せでは復興復旧がまともに進まないという象徴的な出来事であった。裏では土地の顔役が大いに貢献したようだ。

 ボランティアにも変化がある。ある沿岸部の活動家が最近になって非常な苦境に追い込まれ、私もショックを受けてしまった。「企業と金品のやり取りをした」という噂が地域一帯に広まり、基地にしていた公民館を追い出されてしまったということなのだ。

 一心に支援をしていた姿を知っているので衝撃だった。彼の支援方法に住民から苦情が出ていたことは知っていた。一方で土地の顔役の支援はうまくいく。近在の家庭の情報を知り尽くし、しかも有無を言わさない。今の日本にそういう振る舞いのできる政治家は何人いるだろう。ふと考えてしまった。
 

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