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公開日:2013.08.29
都市計画道路
和泉地区等で整備進む
区内6路線で事業化
8月は国交省が道路の役割を広く一般に再認識してもらおうと各種活動を行っている「道路ふれあい月間」――。泉区内では交通の円滑な流れや災害時の代替ルート確保などの都市機能強化に向けた都市計画道路8路線のうち、6路線で事業化されており、現在は権太坂和泉線と中田さちが丘線の和泉・岡津地区等で整備が進んでいる。
幹線道路が東西、南北方向の格子状に配置され、都市構造の骨格が形成されている泉区の都市計画道路は、東西方向に権太坂和泉、横浜伊勢原(長後街道)、桂町戸塚遠藤の3路線、南北方向に中田さちが丘、環状3号、環状4号の3路線があり、域内連絡として中田三ツ境と岡津の2路線がある。
計画延長33・6Kmのうち横浜伊勢原、環状4号、岡津の全線を含めた20・1Kmが完成している。整備率は59・9%(7月19日現在、泉土木事務所調べ)。
泉警察署〜環状4号
権太坂和泉線は保土ケ谷区狩場町から環状4号・上飯田町広中塚交差点を結ぶ延長9580mの道路で、今年度市予算で地震防災対策のための整備促進路線として位置づけられている。
弥生台〜環状4号間(和泉地区・4車線・延長1850m)は1070mが未整備区間。環状4号付近の360mが3月に暫定供用を開始しており、現在は260mの区間で整備中。残る区間も今年度中に工事着手する予定で、泉土木事務所は2〜3年後の供用開始(開通)を目指している。
同道路が通る和泉中央連合自治会の日並勇会長は「せっかく4号線ができたのに警察からのアクセスが良くない。金子山の県フットボールセンター整備までに完成してほしい。歩道もできて子どもたちが安全に歩ける」と早期開通を望む。道路整備による市街化調整区域の開発や街づくりにも期待する。
岡津地区の2路線
権太坂和泉線の戸塚区名瀬町〜新橋町(県道瀬谷柏尾・西田橋交差点・2200m)の整備も進められており、岡津町の県道瀬谷柏尾沿いには一部拡幅された部分(未供用)がある。戸塚区との区界はトンネルで越え、東戸塚駅や環状2号方面とのアクセス改善を図っていく。
岡津地区は中田東(長後街道)と旭区善部町を結ぶ中田さちが丘線の、岡津町交差点から名瀬街道までの270mも未整備。用地取得した箇所で整備を進めており、泉土木事務所は2〜3年後の供用開始を目指している。
同道路の整備に合わせ、県道瀬谷柏尾の岡津町交差点付近では右折レーンやバスベイ(バス専用の停車スペース)設置などの改良工事を行っており、同交差点から戸塚区上矢部町の107mで9月頃の完成を予定している。
これらの道路が通る中川連合町内会の萩原勝彦副会長は「岡津から区役所までは迂回しながらでないと行けない。用地を取得しても工事が進まない状況が20年来続いており、道路整備を切に願っている」と積年の思いを話す。バスで通勤通学する人が戸塚まで1時間以上かかり、途中で降りて不動坂まで歩いて乗り換える人も多いといい、整備によるバス路線開通にも期待を寄せる。
区内では県道瀬谷柏尾の新橋町、県道阿久和鎌倉の萩丸交差点、赤坂橋の架け替えなどが事業化されており、工事が完成した箇所から順次供用していく。
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