駅からいずみ遊歩シリーズ56 泉(オアシス)探訪 "午年の馬に思う"散歩 ※協力・オアシス21世紀の会
相鉄いずみ中央駅から、和泉川に沿って1Km弱下った右奥に、平安末期から鎌倉時代初期に創建された、中の宮左馬神社がある。
清和天皇から3代目、頼朝の7代前の源満仲(左馬権頭(ごんのかみ)=官位4等で公家の臨時警護役→武士の祖)が祭られている。
境川支流の和泉川沿いには3社あるようだ。
境内で一休み、徒々なるままに「午年の馬を思う」古の時代、人間にとって馬は密接な関係にあり、田畑を耕し、荷を運び、人を乗せた。
また馬は神聖なものとされ、願いを込め、神の乗り物として神々に奉納された。これらの風習は今の時代、絵馬として伝わっている。
次に馬と云う字を私達は多く使っている。駿、馴、騰等は良い意味に、駄、騒等は悪い方に使われている。
馬に関することわざも数多く有るが、若者には「老馬(ろうば)の智(ち)」を伝えたい。
(年老いた馬は経験があり、道を間違えない例え)
写真を撮る等した後、再び和泉川沿いから高架下をくぐり右折。環状4号を横断すれば、下飯田駅である。
(文・写真=村上和治)
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