11月30日に開業することが決まっている相鉄・JR直通線の利用運賃が決まった。運賃は相鉄とJRの基本運賃に連絡線の建設費用として加算運賃(30円)を加えた額で、相鉄線いずみ野駅から渋谷駅、新宿駅、東京駅までICカードを利用した場合の運賃は826円(切符の場合は830円)となっている。
直通線は西谷駅から羽沢地区に建設中の新駅「羽沢横浜国大駅」間に新たに連結線を設け、相鉄線とJR線の相互直通運転を行うもので、都心へのアクセス向上に加え、既設路線の混雑緩和や沿線地域への活性化なども期待されている。
15分ほど短縮
これまで相鉄線を利用し渋谷や新宿など東京方面に向かう場合、横浜駅を経由する必要があったが、直通線の開通により乗り換えることなく1本で都心へ直結する。
相模鉄道(株)によると横浜駅での乗り換えを含め、約1時間要していた二俣川駅から新宿駅までの所要時間は直通線開通後、44分に短縮されることになる。新線の開通は今年11月30日の予定で運行頻度(片道)は朝のラッシュ時には1時間に4本程度、その他の時間帯は2〜3本程度を予定。運転ダイヤや停車駅などはこれから決定する。
泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|