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公開日:2019.07.11
四季の会が30周年祝う
「信頼」で障害理解を推進
泉区の精神保健福祉活動を支えている特定非営利活動法人「四季の会」(内藤義幸理事長)が7月7日、立場地区センターで創立30周年記念式典を開いた。
同会は1989年7月に区民のメンタルヘルスと福祉向上のために組織された。現在は、精神障害がある人の日中活動場所である地域活動支援センター、住居であるグループホーム、地域相談機関の「泉区生活支援センター」などを運営。障害当事者らに対する社会参加の機会提供や生活支援という面でも欠かせない存在となっている。発足当初から変わらないのは、「すべての人々がどんな環境にあっても幸せに生活できるように」という思いだ。地域との信頼関係が障害理解につながると信じ、地道に歩んできた30年間だった。
この日は、四季の会の会員に加え、事業所利用者、役員、家族会、ボランティアらおよそ140人が出席。立ち上げから今日に至るまでの日々を振り返りながら、節目を祝った。
式典冒頭、あいさつに立った内藤理事長は「今日は、会の活動を理解し、ここまで支えてくださった地域の方々、少ないながらも利用者を全力でサポートし続けたスタッフ、会員、ボランティアらすべてのみなさまに感謝する会にしたい」と頭を下げた。
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