区内では異例の1万3000アクセスを誇る自治会ホームページを管理する 佐藤 茂さん 和泉中央南在住 74歳
晩酌代わりにサイト更新
○…今年5月の小紙で「3000超のバズり」と紹介してから早3カ月。自治会長として更新を担当する和泉中央南ハイツ自治会のホームページアクセス数が、計測を開始した3月末からの累計で1万3000を突破した。同じ泉区連合自治会町内会長会のサイト内でまめに更新している他自治会の閲覧数が4000〜5000の中、異例ともいえるアクセス数に「度肝を抜かれた思い」と喜びを隠せない。
○…アフリカの未電化地域解消に取り組む自慢の長男が、パソコンの使い方のイロハを教えてくれた。今では自分が団地の住民にスマホの使い方を教える立場。毎晩30分かけて自宅のパソコンからサイト内の文章更新や写真の公開、チラシのスキャンなどを一人で行う。「いつも『今晩は何を更新しようか』と考えている。晩酌を止めてからはHPの更新が日課だね」。団地の大規模修繕の案内から役員会の議事録、掃除の報告までその内容は多彩だ。土木事務所への陳情報告など、飾らない言葉で書かれた文章が味わい深い。
○…伊豆の出身。小学校1年で三ツ沢に転居。結婚後はいちょう団地に10年住んだのち、まだ「和泉町団地」と呼ばれていた同地に移り住んだ。あれから40年。約160世帯が加入する同自治会長を務めて12年が経つ。副会長からも「とにかくアクティブ。困った事には率先して対処してくれる」と全幅の信頼が寄せられている。
○…今後取り組みたいと思っているのが、支援が必要な一人暮らしの住民のリスト化。完成から半世紀近くを迎え、団地の住民も高齢化が進んできた。「一人ひとりにちゃんと支援してくれる人を決めて、買い物支援などができるようにしたい」とまだまだ休み知らずだ。
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