泉区 コラム
公開日:2023.01.19
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「海沿いの立地生かし 滞在型施設へ」
株式会社横浜赤レンガ 五十嵐 光晴 代表取締役社長
-昨年12月に「横浜赤レンガ倉庫」がリニューアルしました。
「開館から 20年が経ち老朽化が進んでいたので、その整備や館内サインの新設、照明計画の見直しなど空間づくりにも力を入れました。おかげ様でリニューアル後の来場者数も順調です。課題となっている平日夜の集客のため、新たに導入したデジタルサイネージでプロスポーツの試合を放映。今後もお客様に楽しんでいただけるような仕掛けを考えていきたいと思います」
―注目のテナントは。
「横浜を代表する老舗洋菓子店の新業態やストーリー性の高い商品など、横浜の新旧の魅力を発信できるような店舗を揃えました。カフェをはじめ手土産や自宅で楽しめるような商品を扱うテナントも多いので、『赤レンガに入ったことがない』『観光地で買い物をするイメージがなかった』という地元の方にこそぜひ足を運んでいただき、お気に入りの一店を見つけてもらえたら」
―赤レンガといえばイベント開催も魅力です。
「オクトーバーフェストやクリスマスマーケット、昨年初開催したアーバンスポーツフェスティバルなど年間10本の自主イベントを開催。これからの季節は1月13日から鍋小屋、2月3日からはストロベリーフェスティバル、春のフラワーガーデンと続きます。実はイベント来場者の約6割が県内在住者。今後はイベントだけでなく館内を回遊、滞在してもらえるような取組を行なうほか、既存イベントの充実化や、新規イベントの開催も模索していきます」
―横浜の魅力は。
「現在は川崎市宮前区に住んでいますが、一時期、馬車道に住んでいたことがあり、自転車で中華街や山下公園を巡ったり、大さん橋にはよく足を運んでいました。海が一望できて気持ちよかったですね。昨年から、横浜赤レンガ倉庫、マリン&ウォーク ヨコハマ、横浜ハンマーヘッド、ドリームドア ヨコハマハンマーヘッドの4施設合同で『ベイウォークマーケット』を開催していますが、海沿いのロケーションを生かした回遊イベントとして人気を集めています。ネックとなっていた駅からの距離をプラスに捉え、各施設の連続性を高めることで散歩を楽しみながら回遊してもらうのが狙いです。周辺一体となって盛り上げていくことが施設や横浜の賑わいにつながると思います」
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