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泉区版 公開:2023年2月16日 エリアトップへ

選抜高校野球大会にOB3選手が出場する横浜泉中央ボーイズの監督を務める 宇野 和之さん 戸塚区在住 67歳

公開:2023年2月16日

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巡り会った仲間と白球を

 ○…阪神甲子園球場で3月18日から行われる第95回記念選抜高校野球大会(センバツ)。深谷通信隊跡地のグラウンドを拠点とする中学硬式野球クラブ「横浜泉中央ボーイズ」のOB3選手が慶応高(港北区)、二松学舎大附属高(東京)から出場予定という。「これまでもOBの甲子園出場はあったけど、3人同時にレギュラーでというのはない。今から楽しみ」と目を細める。

 ○…泉中央には現在、中学1年生から3年生まで94人が所属。レギュラーを掴むには激しい競争があるが、「あくまで育成年代。野球をイヤにならないで高校以降での土台を作れたら」と語る。活動日は土日祝日のみのため、「誰も見ていない平日が大事。その時間にどれだけ個人で工夫した練習ができるか」。

 ○…南区出身。父や兄の影響で小学生から野球を始め、中でも蒔田中学校時代の指導者・森新(あらた)さんの影響が大きい。早くから試合に出場し、主将も任されたが、「とにかく厳しかった。1年生が遅刻しても『お前が悪い』と怒られたり」。ただ「場面ごと、常にいろいろなことを考えろ」という徹底した緻密な野球指導は確かだった。「先生と出会ったから、また『中学生』と野球をやってみたいと思えた」

 ○…一父親として関わり始めた泉中央だったが、2001年に打診を受けて監督に。以来大事にしているのは「ブレない」ことだ。「中途半端なことをしてたらコーチも選手もやりづらい。しっかり貫くことが信用にもつながる」。21年には息子がコーチを、孫が主将を務めたチームで全国大会へ。ユニフォーム姿の3人で整列できたのはやはり感慨深かった。「野球はどこでやっても一緒、ではない。誰と巡り会うかでその後の野球への思いも変わる」

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