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泉区 経済

公開日:2024.01.04

羽沢横浜国大駅周辺
新街へ開発工事着々
24年秋に複合商業施設開業

  • ランドマークとなる23階建てのタワー

 羽沢横浜国大駅周辺の開発が着々と進んでいる。「HAZAWA VALLEY(ハザワバレー)」と名付けられた新街は、ランドマークとなる23階建てのタワーが24年度内に開業する予定で、複合商業施設「HAZAAR(ハザール)」も24年秋に開業予定という。

 羽沢横浜国大駅は、「相鉄・JR直通線」が開通した2019年秋に開業。昨年3月には「相鉄・東急直通線」が新たに開通し、都心主要駅へのアクセスがさらに向上した。同駅周辺は「HAZAWA VALLEY」と名付けられ、駅周辺の地権者などからなる「羽沢駅周辺まちづくり検討会」を中心にまちづくりが進められている。

小林武史氏が作詞作曲

 昨年3月に開催された「HAZAWA VALLEY FES 2023」では、新街の誕生を記念したTOWNSONG『つづく』を発表。「羽沢横浜国大駅がさまざまな街へとつながり続いていく」といった思いが込められており、作詞・作曲を音楽プロデューサーの小林武史さんが行い、横浜出身の実力派シンガー・Salyuさんが歌で参加している。

農業と共存

 同地区のランドマークとなるタワーは、住居と商業施設などが入る複合施設。地上23階建で5階以上は住居、1〜4階は寺田倉庫(株)が運営する商業施設など。スーパーやレストラン・カフェ、物販などの店舗、横浜国立大学の活動支援施設や医療施設、子育て支援施設などを約25店舗を予定。

 また羽沢地区などで展開されている農業と共存したまちづくりを目指し、農業支援施設も入る予定。商業施設は24年秋の開業をめざす。

 同駅がある羽沢南町内会の和田勝巳会長は「新しい街ができていくのはとても楽しみなことです。住民同士もしっかり連携しながら、まちづくりを進めていきたい」と話した。

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