7月10日に開幕し、29日(金)に横浜スタジアムで決勝が行われる「第93回全国高等学校野球選手権神奈川大会」。栄区から出場した4校は揃って3回戦以降に駒を進める健闘を見せた。
柏陽高校
柏陽は、大会直前のケガでエース帆足拓選手を欠きながらも、高浜との初戦を8回コールドの7対0、続く藤沢総合との2回戦も7回コールドの9対2でチーム力の強さをみせた。3回戦では前回の覇者、強豪の東海大相模と対戦。1対11で6回コールド負けを喫したものの、堂々の戦いぶりで夏を終えた。
金井高校
過去4年間初戦敗退が続いていた金井は、東日本大震災の影響で福島県の原町高から転校してきたエース岡田佳士選手に注目が集まった。港北との初戦、1点差を追う形で迎えた9回裏、2死満塁から相手チームの失策で同点に追いつくと、小池純平選手のヒットで逆転サヨナラの劇的勝利をおさめた。磯子との2回戦もサヨナラ勝ち。最後まで諦めない粘り強さをみせたものの、住吉との3回戦は5対11で力尽きた。
山手学院高校
山手学院は藤沢工科との初戦、8回に一挙8点を奪う猛攻でコールド勝ち。15対1と大勝した。城山との2回戦は4対0と相手を完封、危なげない試合展開で3回戦に駒を進めた。3回戦の相手は第3シードの平塚学園。竹村兼哉選手の本塁打も飛び出し、先制したが、3回に追いつかれ、その後は打ち崩すことができなかった。
横浜栄高校
平成21年の創部以来、夏の大会未勝利の横浜栄。初戦では秦野との接戦を2対1で制し、念願の初勝利を挙げた。勢いに乗った2回戦は、城郷を4対0と封じ、3回戦も横浜翠嵐に1対0で勝利。最後まで集中力を欠くことなく、得点を許さなかった。4回戦では優勝候補にもあがる強豪・横浜創学館と対戦。8回コールドの3対10で敗れたものの、創部以来のベストを記録した。
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