コンビニ店員、お手柄 振り込め詐欺防ぎ、感謝状
栄警察署(山地達也署長)は、振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして、ファミリーマート大船駅北店(竹内香織店長)のパート店員・会田博子さん(50・笠間在住)に5月25日、感謝状を贈呈した。
会田さんは5月22日の勤務中、困惑した様子で、携帯電話で通話をしながら店内の現金自動預け払い機(ATM)を操作する50代の女性客を発見。「何かありましたか」と声をかけた。女性客の説明から、医療費還付名目の振り込め詐欺と気が付き、警察への通報を促して被害を防いだ。「店員だからという意識はなかった。客として銀行にいたとしても声をかけていたと思う」と会田さん。
栄署によると同日、被害はなかったものの「医療費還付名目の振り込め詐欺の電話がきた」という別の区民からの通報もあったという。また、磯子区では別の名目の振り込め詐欺で高額な被害が出ている。
コンビ二店員が振り込め詐欺を防いだのは今年に入り、県下で2例目。区内では今年6月11日までに4件の振り込め詐欺被害が発生しており、被害総額は1480万円。栄署では引き続き注意を呼びかけている。
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