千秀小学校(市川幸男校長/196人)で7月17日、全児童と地域の人たちが共に作業を行い、6年生が1年生をフォローしながら遊具が置かれた校庭の一角に芝の苗600ポットを植え付けた。約1ヵ月半こまめに水を与え続けると、ふかふかな芝生になると言い、児童は「芝生になったら、友達と一緒に寝転んで遊びたい」と話した。
栄区では現在、セーフコミュニティの一環として、子どもたちが安全に遊べるよう、学校や公園、保育園などの施設の芝生化を進めており、9日には本郷小学校でも校庭の一角に児童が苗の植え付けを行った。ほかにも上郷保育園や笠間台公園、長沼町第一公園などが順次芝生化される。
砂に比べてけがのリスクなどが軽減される一方、芝生は雑草の除去や芝刈りなど、管理に手がかかり、大人が動き回ると枯れてしまう場合もある。
千秀小学校では、学校と地域、保護者が協働で芝生を管理する組織を作る予定にしており、児童にも何らかの役割を担ってもらうことを検討しているという。
他校に先駆けて2004年度に校庭を全面芝生化した小山台小学校では、これまでリサイクルが難しく通常廃棄物として処理していた大量の刈芝を校庭の一角で堆肥に変えてごみの減量につなげる取り組みを今後行う予定にしている。
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