野七里の角田琉奈さん 極真空手 全国大会で初優勝
優勝して笑顔を見せる角田さん
小学生から高校生を対象とした空手の全国大会「グランドチャンピオン決定戦」（主催＝極真会館関西総本部）が６月29日に大阪府立体育会館で行われ、極真空手横浜港南台道場に通う上郷小学校の角田（かくた）琉奈（るな）さん＝野七里在住＝が小学４年生女子の部で優勝した。
同大会は、全国各地区で開催された選考大会の優勝者や準優勝者などが出場し、トーナメント形式で争うもの。小学４年生女子の部には13人が出場した。
角田さんは昨年に続き、２度目の出場。昨年は１回戦敗退だったが、今年は初戦を危なげなく突破すると、準決勝では中段突きが決まり、技ありを取って決勝へ駒を進めた。決勝は級位が上の相手との対戦だったが、終盤の攻撃が効き５―０の大差をつけて判定勝ち。初優勝を果たした。
小学１年時に入門した角田さん。現在は週５日稽古に励んでいる。空手の魅力は「打つところ」と話し、得意技は膝蹴り。「稽古をたくさん頑張って、来年も優勝したい」と早くも先を見据えて意気込んでいる。
指導する港南台道場の井上正志さんは「力強いパンチがある。１年間で突きや膝蹴りの威力が増した」と、今後に期待を込めて話した。
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