高齢者が生活を手助け すけっと隊活動中
現在、横浜市内で最も高い高齢化率の栄区で、元気な高齢者たちが地域のために活躍している――。
野七里地域ケアプラザを拠点に活動するボランティア団体「のしちりすけっと隊」。1人暮らしの高齢者や障害のある人などからの依頼に対して、日常生活の不便を解決する手伝いを行っている。現在、所属するメンバーは8人で、全員男性。年齢は60代から最高齢は82歳と高齢者ばかりだが皆元気で、中には現場まで走って行く人もいるという。
依頼内容は網戸の張り替えや庭木の剪定、洗面台の水漏れ修理など多岐に及ぶ。しかし、メンバーは自ら本やインターネット、地域で行われる講座などで自発的に方法を学び作業に取り組んでいる。先日、扉の塗り替えの依頼を受けた林篤信さん(69)も事前に下見をしてからインターネットで情報収集。「依頼者が良かったと思ってくれたら嬉しいし、自分が作業したものが見違えるようになることも嬉しい」と笑顔で話していた。
発足時から関わる山本邦夫さん(82)は「高齢者でも元気な人はけっこういる。まずは気軽に利用して欲しい」と話した。
材料費は依頼者が負担。依頼内容によっては引き受けられないこともある。
詳細・申し込み・問い合わせは同ケアプラザ【電話】045・890・5331。
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