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公開日:2015.01.08

横浜栄楽クラブ
会報が創刊100号
年6回発行、一度も休まず

  • 100号を手にする横尾さんと安部代表(右)

 横浜栄楽クラブ(安部公良代表)の会報が昨年12月で創刊100号を迎えた。1998年6月20日に同クラブ発足3周年を記念して発行した第1号以来、隔月発行を続け、16年半の歳月をかけて大台に至った。

 同クラブは、「気楽にふれあい、楽しい人生に!」をモットーに1996年(平成8年)4月に発足した。スタート時18人だった会員は、81人に上る(2014年12月20日現在)。初代代表は昨年10月にエイジレス章を受章した橋本正道さん。96年4月から09年5月まで代表の任を全うした。

 会報「横浜栄楽」が誕生したのは同クラブ創立3周年を記念してのもの。同クラブの目的である「会員相互の親睦を図り、知的並びに身体の生き生き生活を目指して地域社会に貢献する」を実現し、さらに高い理想を模索し、表現したいという思いとともに、会報は会員相互の情報交換の場としての役目を果たす。

 クラブ発足後の3年目にあたる98年6月20日が創刊第1号の記念すべき日。以後隔月発行は休むことなく継続し、ついに14年12月20日号で100号を迎えることになった。当初、A4版モノクロ4ページでスタートするも10年8月の第72号からカラー印刷に移行し、より見やすくなったという。現在の会報はA4版8ページ仕立て。内容は、ハイキング、ゴルフ、囲碁、写真、カラオケなどの分科会の活動報告や行事予定、会員の寄稿などだ。

 創刊から携わった前代表の橋本さんは「会報を発行することに苦労を感じたことはない。大きな使命と意義を感じていた」と100号への思いを語った。

 現在会報の編集を引き継ぐ横尾正孝さんは、これまで隔月発行が継続し1度も発行月がズレたことがないことから「気にかけていたのは奇数月から偶数月にかけての時期。この時期は旅行などの予定を入れないようにして編集にあたった」と話す。安部代表は「『栄楽クラブらしさの表現』としての『会報』が、これほど長く継続でき、地域社会へ発信できたことは、その行動の歴史のアーカイブとして非常に意義深いもので、会員皆さんの結晶そのもの」と話す。

 会報「横浜栄楽」は200、300号を目指して進むが、時代の流れとともに、ホームページへの移行やブログ等に取って代わる可能性も模索しているという。情報の伝達も過渡期にある。

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