栄警察署(伊東聡署長)で23日、武道始式が行われた。伊東署長の訓示を受け、署員らは日ごろの成果をいかんなく発揮していた。
演武の前には「和太鼓 彩」による力強い演奏で会場に力水をつけた。最初の柔道高点試合では迫力のある技のかけあいに歓声やどよめきが起こり、場内は熱気でいっぱいに。豪快な投げ技が決まると拍手が起き、しばらくざわざわとした余韻が残った。続いて剣道の高点試合。心技体が揃ってはじめて一本となるだけに技が決まっても声が出ていなかったり、体勢が崩れたりして場内も一瞬の動きに一喜一憂していた。柔道の優勝者は佐藤智宏、剣道は徳永博幸(敬称略)。
柔道五人掛けは、神奈川県警柔道特別訓練員の石田卓真四段が5人相手に圧巻の一本勝ちを収めた。剣道五人掛けでは同剣道特別訓練員の川口尚史五段が鮮やかな一本を重ね、相手に一分の隙も見せない完ぺきな試合運び。人々は感嘆とも称賛とも区別がつかない声を上げ、圧倒的な強さに酔いしれた。
少年剣道では黒川千弘剣士、川上拓真剣士、後藤柊平剣士、小野真弥剣士、荒川凌摩剣士、井上顕良剣士、原ちひろ剣士、石塚倫太郎剣士、宮本洋貴剣士が日ごろの稽古を披露。他に空手、逮捕術なども披露された。
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