栄区出身の作曲家・加藤昌則さんによるクラシック講座「リリス音楽大学クラシック学部」の最終回が、7月15日に栄区民文化センターリリスで行われた。
2年前から同所で行われているクラシック講座の第3弾。最終回のテーマは室内楽で、室内楽の歴史や魅力などについて音楽や映像を交えて解説し、最後にはコンサートも開催した。
講座では参加者が実際に音を出して室内楽の演奏を体験するコーナーも設けられた。会場の中から抽選で選ばれた参加者がバイオリン役として電子ピアノで音を出し、ゲストのチェロ奏者・横坂源さん、加藤さんのピアノと共演。体験した鈴木利幸さんは「落ち着いた雰囲気で、良い体験ができた」と話した。
最後は講座の3周年を記念したコンサートを行い、加藤さんと横坂さんがお互いが考える室内楽の魅力などを話を交えながら演奏を披露。会場からは大きな拍手が送られた。
加藤さんは「同じ楽曲でも演奏者が違えば、全く違った雰囲気になる」と室内楽の面白さを伝え、「これをきっかけに、皆さんの生活の中で音楽が身近なものになれば」と話していた。
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