本日6日に開幕する「第97回全国高校野球選手権大会」。神奈川大会では、栄区から出場した山手学院=写真=が創部史上初のベスト8に入る健闘を見せた。
同校は1回戦から3回戦まで2桁得点を奪って快勝。続く4回戦では、昨夏に逆転負けを喫した相手・相模原総合に対して7対6で勝利。雪辱を果たすとともに、2001年以来となるベスト16入りを決めた。
5回戦の湘南戦は、1対1から八回表に1点を失って追う展開となったが、八回裏に4点を挙げて逆転。そのまま5対2で逃げ切り、初のベスト8進出を成し遂げた。新貝努監督は「3年生13人のまとまりが強く、序盤に先制を許す展開でも、大きな声で良い雰囲気を作ってくれた」と振り返る。
準々決勝は日大藤沢と対戦。二回までに3点を失うが、エースの杉山周平君を中心に大量失点は防いだ。五回と七回にはそれぞれ1点ずつ返すも、日大藤沢も得点を重ねて2対6で敗戦。準決勝進出は逃したが、同校の歴史を塗り替えた。
同校の大澤一郎校長は「生徒をはじめ、卒業生や保護者も盛り上がってくれた。初のベスト8ということで(選手は)硬くなったこともあったと思うが、最後まで粘り強く戦ってくれた」とチームをたたえた。
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