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栄区 文化

公開日:2015.09.03

清水比庵氏の絵手紙展示
リリス 9月15日から

  • 比庵富士(上)や横手美人といった作品

 「絵手紙の元祖」と呼ばれた歌人・清水比庵氏。比庵氏による書画や絵手紙などの作品を展示する作品展が9月15日(火)から行われる。会場は栄区民文化センターリリス。

 比庵氏は岡山県高梁市出身の歌人。かつては日光町(現・栃木県日光市)の町長を務めて「歌人町長」とも呼ばれ、歌や書、画などさまざまな作品を残した。

 今年で比庵氏の死後から40年が経過。現在、比庵氏の孫である清水固(かたし)さん(83)は庄戸で暮らしている。地域の人々から「作品を直接見たい」といった要望が強くあったことから、今回の展示を企画。書画の軸装のほか、比庵氏が家族や友人らに送った貴重な絵手紙なども見ることができる。清水さんは「地元の人にも絵手紙などの作品を見てもらい、祖父の功績を広められたら」と話す。

 開場時間は午前10時から午後5時(初日は午後1時から、最終日は正午まで)。入場料500円。問い合わせは清水さん【電話】045・893・8932。

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