市立笠間小学校(後藤俊哉校長)が今年で創立35周年を迎え、10月24日に記念式典を開催した。
市立西本郷小学校の笠間方面校として計画が進められた同校は、1981年4月1日に開校。当時は約400人、全12学級で始まったが、現在では700人を超える児童が通っている。
同校では児童たちに在学中に一度は学校の周年に携わってほしいという思いから、5年に一度のペースで記念イベントを実施。式典には近隣町内会・自治会の代表者や前校長などの来賓やタッチーくんも駆けつけ、児童や教職員らとともに周年を祝った。
保護者らも祝福
冒頭では「かさまカンタービレ」や「ときめき!かさまびっくりファミリーバンド」といった、保護者らによる合唱グループやバンドが登場。歌声や演奏を披露し、花を添えた=写真下。
また、開校当時に1年生だった第六期生の宮澤真樹子さんが当時の様子や自身の思い出などを語り、クイズも実施。「今の保健室がある所には図書室がありました」と聞くと、児童からは驚きの声が上がっていた。
休憩後には、リコーダー奏者・吉澤実氏とリュート奏者・永田平八氏が記念演奏を実施。一流奏者の演奏を聴き、児童の代表者は「今日の演奏を心にとめて、これからのドレミファコンサート(同校の音楽会)に向けて頑張っていきます」と話した。
後藤校長は「地域に支えられている学校です。これを機に笠間小学校をもっと大好きになってほしい」と児童に呼びかけていた。
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