本郷小学校(坂本昌彦校長)で11月7日、「本郷ふれあいフェスティバル」が実施された。ここ10年ほど別々に開催していた2つのイベントを学校と地域が連携して同日に開催。児童や教諭をはじめ保護者、地域住民も多数集まり大盛況となった。
同校ではこれまで授業参観を主とした学習発表会「本郷フェスティバル」と、地域コーディネーターが中心となって児童らにさまざまな体験をしてもらう「本郷ふれあいまつり」という2つのイベントを実施してきた。今年は従来よりも盛り上げて参加する全ての人にもっと楽しんでもらおうと、同校と地域コーディネーター、同校コミュニティハウスの共催で同日に開かれた。
当日は午前中に授業参観を行った後に体育館で開会式を行い、職員による歌や本郷中学校吹奏楽部が演奏を披露。その後、児童たちは各会場に分かれて学校の卒業生・保護者たちや地域団体の人々などと一緒に、日本舞踊や筝、囲碁・将棋などの体験や工作、ゲームなどを楽しんだ。
運営に携わった地域コーディネーター代表の椛澤大三さんは「1日で全てやるのは初めてで大変なこともあった。学校の協力も大きく、先生たちも多く参加してもらえてよかった」と話す。開催にあたり学校側からは「児童の昼食中に保護者も食事がとれるように飲食ブースを設ける」「下校時に児童の安全を考慮して午後3時30分終了にする」といった提案もあったといい、両者が協力しながらイベントを作り上げた。
坂本校長は「多くの保護者の参加もあり、昨年までとは違った形で地域と一体になったイベントができてよかった」と話した。
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