豊田小学校(瀬尾芳保校長)で2月10日、同校5年生の児童102人がわらじ作りを体験した。
これは同校で毎年5年生が取り組む米作りプロジェクトの一環で行われたもの。プロジェクトは昨春の芽出しから始まり、田起こしや田植えを経て11月に稲を収穫、12月には収穫した米で作った餅を全校児童で味わう収穫祭を開く。今回のわらじ作りは、11月に収穫した稲を干してできたわらを使用した。
同体験はプロジェクトを手伝うボランティア「米づくり支援隊」の人々や、近隣でわらじ作りに取り組んでいる人々などの協力を得て実施された。児童たちは作り方を教わった後、木製の台にひもをつけてそのひもにわらを巻きつけるように編み込んでいった。ある程度形ができると地域の人に鼻緒を付けてもらい、最後まで編み込んだ。
5年3組の加藤翔太君は「最初のわらをつける所が難しかったけど、だんだんと慣れてきたので上手く作れた」と振り返り、同じく3組の宗像彩夏さんは完成したわらじを履いて「チクチクするけど、履くと楽しい」と喜んでいた。
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