住友電気工業(株)陸上競技部監督の渡辺康幸さんによる講演とランニング教室が6月18日に栄スポーツセンターで開催され、教室に参加した区民ら102人が爽快な汗を流した。同社横浜製作所が田谷町にある関係で、区制30周年記念事業の一環として企画された。
渡辺監督は早稲田大学競走部駅伝監督を務めていた2010〜11シーズンに大学駅伝3冠を達成。退任後は実業団へと活躍の舞台を移し、昨年4月から同社陸上競技部を率いている。
講演の中で同監督は「自己成長5つの要素(【1】明確な目標設定【2】自己管理【3】お手本とするモデル【4】ライバル【5】陽のオーラ)」を示し、現実的な目標を掲げて成功体験を積んでいくことが大切と力説。個々の競技力と組織的な自己管理能力を高めないと、チームで良い結果は出せないと指摘した。
講演を前に、当紙のインタビューに応えた渡辺監督は「精神論ではなく、長所を引き出す指導でオリンピックや世界選手権で活躍できる若い選手を育てたい」と、指導者としての抱負を語った。
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