栄区ではこのほど、日本郵便株式会社と共同で区制30周年を記念した切手シートを作成した。区として切手シートを作成するのは初めてのことで、絵柄には区内の風景など10カ所の写真を使用。区内の郵便局を中心に9月16日(金)から販売を始める。
今回の企画は区制30周年を控えた昨年、郵便局側から区役所へ提案があったことを発端にスタート。節目の年を盛り上げるきっかけの一つにしようと、他地域のサンプルを例に話し合いなどが重ねられ、今年4月頃から使用する絵柄の写真撮影が始まった。
撮影を担当したのは「MISIAの森プロジェクト」のフォトコンテストで、審査員や写真教室の講師を務めた写真家・田中雅也さん。
区民に親しまれている風景や区の歴史を感じる史跡名勝など、記念切手にふさわしい絵柄を選ぶために区内各地で撮影を実施。街並みや区内から見える富士山、タッチーくんが入った絵柄などの候補から最終的には矢沢堀小川アメニティや城山橋からの眺め、荒井沢市民の森、あーすぷらざ、本郷ふじやま公園、昇竜橋といった10枚の絵柄が選ばれ、区制30周年を祝う切手シートが完成した。
1050シート限定販売
1シートは82円切手10枚で構成され、1050シート限定の販売。シート単位で販売され、1シートの価格は1300円(税込)となっている。
販売場所は区内の郵便局9局に大船郵便局、戸塚郵便局を加えた11局で、9月16日(金)発売。さらに、9月25日(日)午前0時15分からは同社Webサイト「郵便局のネットショップ」(【URL】http://www.shop.post.japanpost.jp/)でも50部のみ取扱うほか、11月5日(土)に本郷中学校グラウンドなどで開催される「第17回栄区民まつり」の会場でも販売予定だ。
作成に携わった栄区役所戸籍課の村田和義課長は「よいものができたので切手を集めている方や自然が好きな方、タッチーくんが好きな方など多くの方々に手に取っていただければ。コレクションはもちろん、実際に使用して他地域へも栄区の魅力を伝えてほしい」と話している。
販売に関する問い合わせは日本郵便株式会社南関東支社郵便・物流営業部(物販担当)【電話】044・280・9118。
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