横浜ＤｅＮＡベイスターズの三浦大輔投手は９月20日、横浜市内で記者会見を開き、現役引退を表明した。



　 　トレードマークのリーゼント姿で、高田繁ＧＭとともに会見場に現れた三浦投手は、「私、三浦大輔は今シーズン限りで引退します。大洋ホエールズに入団し25年間、横浜の街に育てられ、たくさんのファンの方に応援して頂き、感謝の気持ちでいっぱいです」とあいさつした。



　引退を決断した理由を「先発で勝てなくなったから」と語った三浦投手。25年の選手生活の中で一番印象に残っているシーンには98年の優勝をあげ、「一年間の苦労がすべて報われた。最高にうれしかった」と振り返った。



　また、ファンへのメッセージを求められた際には言葉につまりながらも「いい時も悪い時もファンの方々が背中を押してくれ、ここまで現役を続けることができた」と感謝を口にした。



「18」を横浜ナンバーに



　横浜ＤｅＮＡベイスターズは、三浦選手が19年間つけた背番号「18」を「横浜ナンバー」とし、三浦投手の後継者となる存在がでるまで欠番とすることを発表した。