バレーボールのオリンピック出場経験者で昨年9月に設立されたNPO法人日本バレーボール・オリンピアンの会(小泉勲理事長)が11月2日、区内上之町にある認定こども園いのやま幼稚園(森往子園長)でバレーボール教室を行った。
同会はオリンピックの舞台で活躍した経験を、バレーボール界や社会のために活かすことを「恩返し」として2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを機に設立。メキシコ大会で活躍した小泉理事長を筆頭に、ロサンゼルス大会、ソウル大会に出場した江上由美さん、川合俊一さん、三屋裕子さんほか、かつての名プレイヤーが会員に名を連ねる。
当日は小泉理事長、江上さんに加え、アトランタ大会に出場した永富有紀さん、アテネ大会に出場した大山加奈さんが講師を務めた。
森園長は「オリンピックに出場したすごい選手の方々がバレーボールを教えにきてくれました。しっかり、教えてもらって下さいね」と声を掛け、小泉理事長は「お揃いのユニフォームがよく似合っていますね。みんなはオリンピックを知っているかな?今日は大きな声を出して、元気にバレーボールを楽しんで欲しいと思います」と園児に挨拶。また大山さんは「みんなより、とても背が高くて大きいと思うけど怖くないよ。楽しくバレーボールをしようね」と園児に声を掛け、場を和ませた。
年長組3クラス75人が順番にソフトバレーボールを使ってサーブやレシーブ練習に取り組み、最後に風船を使ったゲームを男女に分かれた対抗戦で楽しんだ。
常時会場に「とっても上手」「いいぞ、いいぞ、上手だねぇ」と園児を誉める声が響き渡り、園児も「バレーボールって楽しい」「もっと、やりたい」という声が上がり笑顔が溢れた。
会場にはメキシコオリンピックの銀メダルとロサンゼルスオリンピックの銅メダルが展示され園児や、その保護者らが手に取り、感触を確かめていた。
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