柏尾川で天然ウナギを捕まえるなど、様々な成果を挙げる飯島小学校(尾上伸一校長)の総合学習の授業。同校では全学年が、この授業を地域と一緒に取り組み、児童は自分たちの住む地域への知識を深めている。
飯島市民の森の土を使って花の飼育、郷土資料館を校内に開設するほか、なかでも6年2組は、同町で長年にわたって踊り続けられている「八木節」を題材に、自分たちの八木節が何十年先も踊り継がれることを目標に授業に取り組む。
同校が2018年に50周年を迎えるにあたって「自分たちが残せるもの」について考えた時に「伝統を残していきたい」との思いがきっかけとなり、八木節保存会や町内会に協力を依頼。八木節が踊り続けられてきた背景や歌詞の意味などを学び唄う、踊る、演奏などの指導も受けた。
尾上校長は「児童が自分たちで考え取り組み努力している。発想力・想像力・協調性を学ぶ貴重な授業で、すべて子どもたちの将来に活かされると思う」とコメントした。
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