栄区内の公園愛護会で活動する人を対象とした「区長表彰」が今年から創設された。区制30周年を記念して「栄区公園愛護会活動表彰制度」を設け、地域に根ざした活動や功績に感謝を表すために実施。各公園愛護会から推薦を受けた3人・1団体が選出された。
これまで公園愛護会の活動に対しては、長年尽力した会長などを対象に横浜市の方で表彰を実施していた。今回の制度では、会長に限らず区内の公園愛護活動に尽力している人に感謝を示す目的で「区長表彰」を創設。受賞した3人・1団体には12月8日に栄公会堂で行われた「栄区公園愛護会のつどい」で賞状などが授与された。
個人では公園での花壇作りや美化活動に限らずマンションの緑化ボランティア運営などでも活躍する郡司光代さん(上郷深田公園愛護会)、長年にわたり公園を清潔で良好に保っていることなどが評価された鉾崎宗夫さん(亀井公園愛護会)、開園から15年にわたってマナー啓発や子どもたちの安全確保などに注力している松本ヨシ子さん(本郷台三丁目第二公園愛護会)が受賞。
また団体では瀬上市民の森に続く梅沢山入口を、花を植えてきれいにしている上郷八号緑地愛護会が選ばれ、花で彩られた空間作りに尽力した団体として「花サクサカエ特別賞」が授与された。
つどいで活動周知
つどいは昨年まで愛護会関係者のみを対象に開催していたが、今年は多くの人に愛護会の活動を知ってもらいたいという思いから初めて地域に開いた形で開催。会場には約200人が集まり、愛護会活動のパネル等も展示された。
「区長表彰」の受賞者には、小山内いづ美区長が賞状と記念品を贈呈。さらに当日は、昨年度と今年度の横浜市公園愛護会表彰を受けた区内の個人・団体も紹介され、それぞれの表彰者たちに会場から大きな拍手が送られた。
また、健康運動指導士・黒田恵美子氏とガーデンデザイナー・玉崎弘志氏による講演も実施。黒田氏は気軽にできる体操などを紹介し、参加者もその場で体験。玉崎氏はガーデニングのポイントなどを伝え、参加者たちは感心した様子で耳を傾けていた。
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