新年恒例の「栄区消防出初式」の総合訓練が1月7日(土)栄区役所駐車場で初めて開催される。消防団員の参加者数を増やすために日程を土曜日に変更し、式典は例年通り栄公会堂で実施。新たに子どもが楽しめる体験コーナーも設け、例年以上に盛大なイベントとしていく。
栄区では1990年から行われている出初式。年の始めに安全な1年を祈念して開かれ、例年式典や訓練などを行っている。
ここ数年は平日に栄区新年祝賀会とあわせて開かれていたが、仕事のある消防団員などが参加することができずにいた。そこで栄消防署では少しでも参加者を増やそうと、開催日や場所などに関する事前アンケートを消防団員に対して実施。そこで土・日開催の要望が多くあがったことから土曜日に日程を変更し、祝賀会とは別日の開催が決まった。同署によると栄消防団からは、例年の倍以上となる80人ほどの参加を見込んでいるという。
会場に関しては、1部の式典は昨年までと同様に公会堂で実施。2部の総合訓練は2005年から使っていた公会堂に隣接する駐車場の利用が難しいことから、区役所に協力を依頼した。過去には現在のあーすぷらざがある場所にあった神奈川県消防学校や本郷中学校、柏陽高等学校で訓練が実施されてきたが、区役所駐車場での開催は初めてとなる。
子どもが楽しめる体験も
当日は午後2時から栄公会堂で式典を実施。防火・防災に貢献した個人・団体などを表彰し、横浜市消防音楽隊による演奏やポートエンジェルス119によるドリルのパフォーマンスが披露される。
その後3時15分からは、区役所駐車場へ会場を移して総合訓練を実施。消防車両の行進や豊田特別救助隊による救助活動訓練、栄消防団による一斉放水などを間近で見ることができる。
さらに式典開始30分前の1時30分からは、公会堂前で防火衣着装・煙・消火など子どもたちも楽しめる体験コーナーを設置。主催する栄区消防出初式実行委員会の角田宏子委員長は「ご家族で楽しめるようになっていますので、老若男女集まっていただければ」と話している。
観覧無料。当日直接会場へ。小雨決行。荒天時は2時から式典のみ行う。
問い合わせは栄消防署【電話】045・892・0119。
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