栄区版 掲載号:2017年2月16日号 エリアトップへ

飯島中学校柔道部で生徒らを指導する 山手 昭人さん 緑区在住 28歳

掲載号:2017年2月16日号

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柔道への思い一途に

 ○…4年前に飯島中学校で柔道部を立ち上げ、現在も顧問として指導する。「いろいろな先生方に支えられて部ができた。今の自分があるのも、そういった支えのおかげ」。柔道に携われることへの感謝を胸に、若い部を率いる。

 ○…出身は富山県。柔道を始めたのは小学1年の時で、先に始めていた兄がきっかけだった。「親の話では兄について町の道場へ行って、帰ってきたときには(自分が)道着を持っていたらしい」。最初は面白さが分からなかったというが、次第に投げる感覚をつかんでのめりこみ、中学・高校と県内の名門校へ進んで中学で全国3位、高校でインターハイ2位という輝かしい成績を残した。大学進学時は選手として上を目指す道もあったが、柔道を教えられる教員になりたいという思いから東京学芸大学へ。卒業後には飯島中学校へ赴任し、神奈川県代表として教員の柔道全国大会団体で優勝も経験した。

 ○…柔道に限らず小さい頃から体を動かすことが好きで、現在は週に1、2度フットサルを楽しむ。もちろんスポーツ観戦も好きで野球やサッカーはスタジアムで観戦することも。それでも「見ていると自分もやりたくなっちゃうね」と笑顔を見せる。

 ○…柔道部がなかった同校への赴任直後は、同じ武道ということで剣道部を担当。この時期は部活以外にも教員として学べたことが多いというが、柔道への思いも常に抱き「どこかもやもやした気持ちだった」と振り返る。校長を始め周りの協力を得て創部した時は「不安はなく、楽しみしかなかった」。最初は部員も少なくまずは練習に来てもらうことからのスタートだったが、今では部員も増えて少しずつ結果もついてきている。「自分が日本一を目指してやってきたから、生徒たちにも目指してほしい思いもあるけどまだまだ。指導者としてもっと力をつけたい」。生徒と共にさらなる高みを目指す。