医療福祉のさらなる先進県に
神奈川県では現在、医療のグランドデザインの策定に向けて取り組んでいるところです。内容は目指すべき医療の実現に向けて推進する主な取り組みとして、まず地域に根差した医療としての効率的で切れ目のない安全な医療提供体制の構築があげられます。
特に医療と介護の連携と在宅医療の推進は極めて重要な問題と考えます。人間の尊厳を尊重した形での本人の意向を反映する終末医療介護は、今年4月からの制度改正でより実現に向けて進んでいるところです。
さらには昨年の大震災を踏まえ、災害医療拠点病院の機能強化など災害時医療体制整備があげられます。
そして開かれた医療と透明性の確保の観点から、医療情報の医療施設・患者間の共有と、マイカルテの導入を推進します。また、西洋医学と東洋医学の連携などによる治療選択肢の多様化や、病気にならない取組の推進において健康寿命延伸のために、医食農同源の取組みを進めていきます。
これらの施策の推進によって私たち県民一人ひとりの健康で心豊かな生活ができることを願っています。特に、磯子区にある県立汐見台病院についても、地域医療とのかかわりと県立病院としての機能の検討がなされているところです。
確かな学力の向上1月26日号 |
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神奈川県予算に対する要望1月12日号 |
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