教育に思うこと
学校は子ども達が学問を修め、優しさなどの人間性や社会性を育むなど、心身の健全な育成を図る学びの場であり、人生の基礎を学ぶ場です。したがって、子ども達が安心して学べる環境づくりが必要です。
しかし、学校現場は様々な問題を抱えており、特に今問題なのは、いじめと体罰です。ともに自殺者が出て大きく取り上げられました。今回の部活動での体罰はいわゆる体への罰ではなく、暴行や傷害という行為といえます。決して許されるものではありません。
一方で、このことから指導での全ての有形力の行使を否定することは、いじめ解決や学校秩序に大きく影響を与えると考えます。いじめがエスカレートし、いじめられた子が自殺という最悪のケースもあります。
これは、教師が児童生徒を掌握できていない面や、人の心の痛みを子ども達に伝えきれていないことも一因ですが、それだけではなく、教師が問題行動を起こす子どもに毅然とした態度で「社会で許されないことは、学校でも許されない」という当たり前のことをしっかりと教える必要があります。それを行わず、問題行動を見逃せば、それを見ている他の子ども達に間違った認識を与えることにもなります。
子ども達の育成に携わる全ての方が、真剣に考えていかなければなりません。
確かな学力の向上1月26日号 |
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神奈川県予算に対する要望1月12日号 |
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